12月10日,11日の対三菱2連戦については11日のみ生観戦。
レラカムイ時代から続く「俺が生観戦すると負ける」ジンクスは未だ継続中ですよ,と。
いやもう本当観に行くのやめようかって真剣に考えてしまうところです。
さて,生観戦で感じたモヤモヤは前回のエントリで我ながら気持ち悪い文章で吐き出したので,毎度の通り数字だけで試合をみてみようと思いますよ。
10日の第1戦。レバンガ82-77三菱
これはもう完全にリバウンドで掴んだ勝利でしょう。
スラムダンクのゴリ言うところの
「リバウンドを制する者はゲームを制す」
ってヤツですね。
レバンガ-オフェンスリバウンド15(11.15),ディフェンスリバウンド30(26.10),トータル45(37.25)
三菱-オフェンスリバウンド5(11.05),ディフェンスリバウンド21(25.55),トータル26(36.60)
(括弧内は12/11現在の平均)
特に三菱のオフェンスリバウンドを5本と抑えていますから,三菱としてはシュートを外せばまずセカンドチャンスは無い,シュートを外せないという非常に厳しいゲーム展開であったといえます。
また,三菱の五十嵐選手をいかに抑えるかがポイントと予想していましたが,この試合,五十嵐選手は
2P-2/5,3P-0/2,フリースロー2/4の計4点となっています。
平均得点が13.05の選手ですから得点に関しては抑えることができたといえるでしょう。
気になるのは1試合平均アシスト数が3.8に対してこの試合は4と通常どおりの仕事をさせてしまっていることで,五十嵐選手のプレイを全局面で抑えることができていないことでしょうか。
五十嵐選手にしてみれば
「今日の自分は動きは悪くないがどうもシュートタッチが悪い」
という印象にしかならなかったかもしれません。
11日の2戦目。レバンガ63-80三菱
この試合のポイントとなったであろう,本来のレバンガのストロングポイントである,インサイドに係る数字を見ていきます。
2P-17/42-40.5%(50.10%),オフェンスリバウンド11(11.15),ディフェンスリバウンド29(26.10),トータル40(37.25)
(括弧内は12/11現在の平均)
シュートの確率が平均より10%も落ちていますが,リバウンドはいつも通りの力を発揮しているようにも見えます。
そこで三菱のこの試合のリバウンド数を見てみます。
オフェンスリバウンド12(11.05),ディフェンスリバウンド22(25.55),トータル34(36.60)
(括弧内は12/11現在の平均)
三菱も通常どおりのリバウンドを取っていることがわかります。
お互いシュートを外した後のセカンドチャンスが同じ程度であれば,数字の上では得点力が上のチームに勝機があるということでしょう。
両チームの試合前の平均得失点は
レバンガ74.89-78.50
三菱76.61-79.17
若干レバンガ不利な数字となっていました。
そこに普段よりも10%もシュートが入らないのでは勝てるわけもなかった,ということでしょうか。
また,レバンガはターンオーバーが一試合平均15.20とリーグで一番多いチームなのですが,この試合にいたっては19と酷すぎです。
リーグ平均は12.30ですから,他のチームに比べて,入る入らない以前にまずシュートが7本近く少ないということです。
数字で見てもレバンガの悪い面が噴き出したゲームでした。
このゲームを反省点丸出し教科書として次戦をがんばれレバンガ!
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